卵アレルギーのお子さんへの、ワクチン接種について(当院の方針)
卵の成分が含まれる可能性があるワクチンには、当院で取り扱っているものですと、
・麻疹(はしか)ワクチン(MRワクチン)
・ムンプス(おたふくかぜ)ワクチン
・インフルエンザワクチン
があります。
よく、卵アレルギーがあるんですが○○の予防接種は・・・という質問を受けます。
で、はいはいはい良いですよホイホイ、ってお答えいたしますでございますのですが、、
「他院では駄目っていわれたのに、おたくでは良いんですかっ!?!」
と、「本当に大丈夫なの?」というニュアンスで聞き返される、と・・・。
卵アレルギーのお子さんがアナフィラキシー(接種後急速に発症する強いアレルギー反応)を起こすには、オボアルブミンという卵のアレルゲンが600ng(ナノグラム)以上必要です。
一方、当院で扱っているワクチンのオボアルブミン量は、MRワクチンおよびムンプスワクチン1回で0.5ng以下、インフルエンザワクチン1回(成人量)で5ng以下です。
つまり、ワクチン接種により体内に入るオボアルブミン量は、理論的にどう考えてもアナフィラキシーが起こらない量だと言えます。
また、これまでに報告されているワクチンによるアナフィラキシーの多くは、卵のアレルゲンよりも、安定剤として添加されたゼラチンに対するものであると考えられています。
当院で取り扱っているワクチンは、全てゼラチンフリー(ゼラチンを含んでいない)であり、ゼラチンに対するアレルギーも起こりえません。
以上より、当院でのワクチン接種によりアナフィラキシーをきたすことは、まずありえない、極めて稀と考えられます。
ただし、卵に対する強いアレルギー反応が予想される方(※)で、
どうしてもご心配な場合は、緊急時の体制の整った病院の予防接種外来を紹介することも可能です。
ご希望があれば、紹介状を作成いたしますので、遠慮なくご相談ください。
なお、万が一、当院でのワクチン接種によりアナフィラキシーをきたした場合は、直ちに適切な対処を行います。
その際、迅速な対応が何よりも重要ですので、処置についての説明が後になる場合もございます。
※以下のような方が対象となります。まあ、それでも普通大丈夫なんですけどね・・・
・最近の特異的IgE検査で、卵白に対する数値がclass5以上のかた
・卵によるアナフィラキシーを起こしたことがあるかた
・麻疹(はしか)ワクチン(MRワクチン)
・ムンプス(おたふくかぜ)ワクチン
・インフルエンザワクチン
があります。
よく、卵アレルギーがあるんですが○○の予防接種は・・・という質問を受けます。
で、はいはいはい良いですよホイホイ、ってお答えいたしますでございますのですが、、
「他院では駄目っていわれたのに、おたくでは良いんですかっ!?!」
と、「本当に大丈夫なの?」というニュアンスで聞き返される、と・・・。
卵アレルギーのお子さんがアナフィラキシー(接種後急速に発症する強いアレルギー反応)を起こすには、オボアルブミンという卵のアレルゲンが600ng(ナノグラム)以上必要です。
一方、当院で扱っているワクチンのオボアルブミン量は、MRワクチンおよびムンプスワクチン1回で0.5ng以下、インフルエンザワクチン1回(成人量)で5ng以下です。
つまり、ワクチン接種により体内に入るオボアルブミン量は、理論的にどう考えてもアナフィラキシーが起こらない量だと言えます。
また、これまでに報告されているワクチンによるアナフィラキシーの多くは、卵のアレルゲンよりも、安定剤として添加されたゼラチンに対するものであると考えられています。
当院で取り扱っているワクチンは、全てゼラチンフリー(ゼラチンを含んでいない)であり、ゼラチンに対するアレルギーも起こりえません。
以上より、当院でのワクチン接種によりアナフィラキシーをきたすことは、まずありえない、極めて稀と考えられます。
ただし、卵に対する強いアレルギー反応が予想される方(※)で、
どうしてもご心配な場合は、緊急時の体制の整った病院の予防接種外来を紹介することも可能です。
ご希望があれば、紹介状を作成いたしますので、遠慮なくご相談ください。
なお、万が一、当院でのワクチン接種によりアナフィラキシーをきたした場合は、直ちに適切な対処を行います。
その際、迅速な対応が何よりも重要ですので、処置についての説明が後になる場合もございます。
※以下のような方が対象となります。まあ、それでも普通大丈夫なんですけどね・・・
・最近の特異的IgE検査で、卵白に対する数値がclass5以上のかた
・卵によるアナフィラキシーを起こしたことがあるかた